スーツの襟にある小さなステッチ、何のため?「AMFステッチ」の話

スーツの襟にある小さなステッチ、何のため?「AMFステッチ」の話
スーツの襟を、少し近くで見てみてください。
ラペルの端に沿って、
小さな縫い目のような線
が入っているスーツがあります。
普段はほとんど気にしない部分ですが、実はこれもスーツの表情をつくるディテールの一つ。
一般に「AMFステッチ」と呼ばれるものです。
今日は、知っているとスーツを見るのが少し楽しくなる「ステッチ」のお話です。
(1) AMFステッチとは?
AMFステッチは、ラペルやジャケットの縁などに施される、手縫い風に見えるステッチです。
遠くから見ると、それほど目立ちません。
しかし近くで見ると、
「ここにも仕事がしてあるな」
と気づく。
そんなさりげないディテールです。
スーツは、大きく目立つデザインだけでなく、こうした小さな部分の積み重ねで全体の雰囲気がつくられています。
(2) どこに入っている?
代表的なのは、
ジャケットのラペル周辺。
襟の端に沿うように、細かなステッチが入ります。
仕様によっては、フロントの縁やポケットまわりなどにも施されることがあります。
ぜひ、お手持ちのジャケットを近くで見てみてください。
今まで気づかなかったステッチが見つかるかもしれません。
(3) なぜ「手縫い風」なの?
スーツには昔から、職人が手作業で仕立ててきた歴史があります。
現在では機械を使った縫製も発達していますが、AMFステッチは、そうした手仕事を思わせる表情を演出するディテールとして使われています。
派手ではありません。
でも、その控えめな存在感がスーツによく合います。
(4) ステッチの位置でも印象が変わる
ステッチは、
「入っていれば全部同じ」
ではありません。
ラペルの端に近い位置に入れるか。
少し内側に入れるか。
ステッチの見え方によっても、印象は微妙に変わります。
こうした数ミリ単位の違いは、遠くから見れば分からないかもしれません。
でもスーツは、その数ミリの積み重ねが全体の表情につながります。
(5) ステッチは目立たせすぎないのも格好いい
オーダースーツでは、
「せっかくなら、いろいろ目立たせたい」
と思うこともあります。
もちろん、個性的な一着を楽しむのもオーダーの魅力です。
ただ私は、
一見普通に見えて、近くで見るとこだわっている。
そんなスーツも、とても格好いいと思います。
AMFステッチは、まさにその代表的なディテールの一つです。
(6) 生地によって見え方も変わります
無地。
ストライプ。
チェック。
起毛感のある生地。
生地の色や表情によって、ステッチの見え方も変わります。
例えば、落ち着いた濃紺の無地ならステッチが比較的分かりやすくなることもあります。
一方、柄物では生地そのものの表情に自然になじむこともあります。
だからこそ、
一つの仕様だけを見るのではなく、一着全体のバランスで考える。
これが大切です。
(7) オーダースーツは「数ミリ」にも楽しさがある
オーダースーツを作るときは、
生地。
裏地。
ボタン。
ラペル。
ポケット。
袖口。
そしてステッチ。
さまざまな部分を選びながら、一着を完成させていきます。
一つひとつは本当に小さな違いです。
でも、その小さな選択が重なって、
「自分らしい一着」
になっていきます。
遠くからでは分からない。だから面白い。
良いスーツとは、目立つ装飾がたくさん付いているスーツとは限りません。
遠くから見ると、シンプル。
近づいて見ると、
「あ、こんなところまでこだわっている。」
そんな発見がある。
私は、そこにもスーツの魅力があると思っています。
次にジャケットを着るときは、ぜひラペルの端を見てみてください。
小さなステッチが、一着の表情をつくっているかもしれません。
OLICEでは、生地やサイズだけでなく、ボタンや裏地、ステッチなど細かな部分まで、お客様の着用シーンや好みに合わせてご提案しています。
大きな違いは、小さなこだわりから。
自分だけの一着を、一緒につくってみませんか。
人に寄り添う一着。
Clothing for Life
ご予約はこちら
https://olice.style.tm/phone/page/yoyaku
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OLICE合同会社
人に寄り添う一着。
Clothing for Life
福岡市博多区博多駅前4-5-18 2F
📞 092-409-2801
✉️ olice_llc@ybb.ne.jp
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スーツの襟を、少し近くで見てみてください。
ラペルの端に沿って、
小さな縫い目のような線
が入っているスーツがあります。
普段はほとんど気にしない部分ですが、実はこれもスーツの表情をつくるディテールの一つ。
一般に「AMFステッチ」と呼ばれるものです。
今日は、知っているとスーツを見るのが少し楽しくなる「ステッチ」のお話です。
(1) AMFステッチとは?
AMFステッチは、ラペルやジャケットの縁などに施される、手縫い風に見えるステッチです。
遠くから見ると、それほど目立ちません。
しかし近くで見ると、
「ここにも仕事がしてあるな」
と気づく。
そんなさりげないディテールです。
スーツは、大きく目立つデザインだけでなく、こうした小さな部分の積み重ねで全体の雰囲気がつくられています。
(2) どこに入っている?
代表的なのは、
ジャケットのラペル周辺。
襟の端に沿うように、細かなステッチが入ります。
仕様によっては、フロントの縁やポケットまわりなどにも施されることがあります。
ぜひ、お手持ちのジャケットを近くで見てみてください。
今まで気づかなかったステッチが見つかるかもしれません。
(3) なぜ「手縫い風」なの?
スーツには昔から、職人が手作業で仕立ててきた歴史があります。
現在では機械を使った縫製も発達していますが、AMFステッチは、そうした手仕事を思わせる表情を演出するディテールとして使われています。
派手ではありません。
でも、その控えめな存在感がスーツによく合います。
(4) ステッチの位置でも印象が変わる
ステッチは、
「入っていれば全部同じ」
ではありません。
ラペルの端に近い位置に入れるか。
少し内側に入れるか。
ステッチの見え方によっても、印象は微妙に変わります。
こうした数ミリ単位の違いは、遠くから見れば分からないかもしれません。
でもスーツは、その数ミリの積み重ねが全体の表情につながります。
(5) ステッチは目立たせすぎないのも格好いい
オーダースーツでは、
「せっかくなら、いろいろ目立たせたい」
と思うこともあります。
もちろん、個性的な一着を楽しむのもオーダーの魅力です。
ただ私は、
一見普通に見えて、近くで見るとこだわっている。
そんなスーツも、とても格好いいと思います。
AMFステッチは、まさにその代表的なディテールの一つです。
(6) 生地によって見え方も変わります
無地。
ストライプ。
チェック。
起毛感のある生地。
生地の色や表情によって、ステッチの見え方も変わります。
例えば、落ち着いた濃紺の無地ならステッチが比較的分かりやすくなることもあります。
一方、柄物では生地そのものの表情に自然になじむこともあります。
だからこそ、
一つの仕様だけを見るのではなく、一着全体のバランスで考える。
これが大切です。
(7) オーダースーツは「数ミリ」にも楽しさがある
オーダースーツを作るときは、
生地。
裏地。
ボタン。
ラペル。
ポケット。
袖口。
そしてステッチ。
さまざまな部分を選びながら、一着を完成させていきます。
一つひとつは本当に小さな違いです。
でも、その小さな選択が重なって、
「自分らしい一着」
になっていきます。
遠くからでは分からない。だから面白い。
良いスーツとは、目立つ装飾がたくさん付いているスーツとは限りません。
遠くから見ると、シンプル。
近づいて見ると、
「あ、こんなところまでこだわっている。」
そんな発見がある。
私は、そこにもスーツの魅力があると思っています。
次にジャケットを着るときは、ぜひラペルの端を見てみてください。
小さなステッチが、一着の表情をつくっているかもしれません。
OLICEでは、生地やサイズだけでなく、ボタンや裏地、ステッチなど細かな部分まで、お客様の着用シーンや好みに合わせてご提案しています。
大きな違いは、小さなこだわりから。
自分だけの一着を、一緒につくってみませんか。
人に寄り添う一着。
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